理事
山梨生まれ、東京育ち。
千葉大学教育学部、北京首都医科大学医学部卒。
ふと「自宅で民泊を始めてみよう」と思ったときのこと。
我が家では、まず家族に相談しました。あとから分かったことですが、家族は「こんなに辺鄙なところには、誰も来ないでしょう。すぐ諦めるはず」ということで、同意してくれたようです。
自宅は駅から徒歩30分の場所ですが、これまでに世界中から数百組のゲストを迎えてきました。気づいたのは、駅から遠くても、逆にそうした地域こそ旅したい、暮らしてみたいという人が世界中にたくさんいるということ。旅人や留学生、地域の人達も一緒になって、生花や料理を楽しむ機会も増えました。
このように誰もが楽しく関わることができて、生き甲斐が生まれるような出会いの場が、日本にはたくさん眠っていると思うのです。この魅力を活かして、老若男女問わず、自分のペースで働けるのも民泊の魅力だと思います。
コロナ禍をきっかけに、多拠点居住など、自分らしく生きるというライフスタイルへシフトしているのを感じます。子育てをしながら、マイペースに民泊を楽しみながら、その仕組み、ルールづくりに関わることができればと思っています。