民泊を始めたきっかけ
リタイアして、東京から生まれ育った京都の築100年のこの家に戻るにあたって、大リノベーションを行い、私と妹の2人で住むには広すぎるスペースができたことです。東京では外資系IT企業に長年勤務しており、親会社や海外の関係会社から日本法人を訪れるエグゼクティブや同僚達に、ボランティアで日本文化を紹介したり京都を案内したりして好評を得ていた経験を活かせないかと思ったこがきっかけです。
おすすめの過ごし方
忙しくあちこちを見て回ったり経験したりすることを希望されることも、のんびりゆったりと過ごすことを希望されることも、ゲストによってまちまちです。各々のゲストの希望に沿った“おすすめの過ごし方”を考えて、対応に努めるようにしています。
旅行者との交流
ホストとの交流を希望されるゲストには、会話を楽しむだけでなく、京都の名所旧跡の紹介や観光プランの作成をしたり、ツーリスト向けではない本物の日本文化や京都の文化を紹介するように努め、好評を得ています。
持続可能な観光の取り組み
独自のSDGsの取り組みをしているわけではありませんが、自分自身普段の生活の中で、できるだけ環境負荷をかけない備品や消耗品を使用するようにしていますので、ゲストにも同様に協力してもらっています。
民泊をやってみて
部屋をひどく汚されたり、傷つけられたり…等々、嫌な思いをすることもありますが、私と妹の精一杯のおもてなしをゲストに喜んでもらえると、心と心がつながったようで嬉しい気持ちになります。リピーターとして再訪してくれたり、友人を紹介してもらったり、クリスマスカードやメールを交わし合ったり…と、交流が発展するととても幸せな気持ちになります。外国に住む自分の娘のようなお付き合いにまで発展したゲストもいます。いくつもの心と心の触れ合いが生まれたことが民泊をやってよかったと思ったことです。
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